地域密着・瀬戸内限定
タイムのお客様に「釣れる」を体験して頂こうと開発をしているルアー、FaLastシリーズのプラグ第3弾が発売になります。
その名は、FaLast(ファラスト)シンペン。
ファラストシリーズで作ったシンペン(シンキングペンシル)なので、ファラスト・シンペン。
はい、いつものごとく、ヒネリなしのそのまんま
以前のブログで軽く紹介しているんですが、見た目はすでに発売しているファラスト・リップレスとよく似ています。
左上の緑色の目玉がファラスト・リップレスで、残りの3個がファラスト・シンペンです。
同じじゃねって思われた方も多いかと思いますが、コンセプトが違うんですね~
もともと、ファラストシリーズは○○専用って感じで作っておらず、基本的には五目釣り用の仕上がりになっています。
とは言え、全てにまんべんなく作り込むと、なんとなく釣れるんだけど、タイミングがハマってメチャクチャ釣れるって事になりにくいのがルアーです。
五目釣り用は、一歩間違えると妥協の塊になってしまい、皆さんに喜んでは頂ける商品になりません。
人より沢山とか、人より大きいのを釣りたいという、釣り人の根本的な欲求に、妥協ができないのが商品開発だと自負してます。
とまぁカッコつけていますが、自分が人より釣れるアイテムが欲しいだけだったりして
話を戻しまして、ファラスト・リップレスは五目釣り用ではあるんですが、その中でもメバルに重点を置いた仕上がりになっています。
これに対し、ファラスト・シンペンはチーバス(20~50cm程度のシーバス)に向けて作り込みました。
※リップレスでチーバスはメチャクチャ釣れますし、シンペンでメバルもムチャクチャ釣れます。あくまで、得意な方はコッチと言う感じ。
大きな違いは、アクションです。
小さなルアーなんで、使ってみてもこの辺は実感できにくいかもしれませんが、よ~く見ると違いが分かると思います。
ファラスト・リップレスは、ローリングアクションを軸にして若干ウォブリングをします。
ファラスト・シンペンは、ウォブリングを主体としたアクションです。
なんとなくのイメージとして、ファラスト・リップレスは、人間がゆ~くりクロールしている感じで、シンペンはアヒルがお尻フリフリしながら泳いでる感じ。
もう少し分かりやすい例えを勉強しておきます
カラーは、ファラストシリーズでこだわっているクリアー系を採用していますが、ファラスト・リップレスやミノーに比べて、カラーを少し濃くして、シーバス好みにしています。
チーバス向けの3色
ピンクヘッド・グローゴースト・チャートバック。
瀬戸内鉄板カラーのドクリアーとアカラメ。ファラストルアーの軸となる2色です。
合計5色、本日入荷・発売開始(今週末には全店の店頭に並ぶ予定)
商品入荷に合わせて、実際の釣り場で魚の反応をチェック
初日は福山へ。
メバルはそろそろシーズン終わりのようで、大型の姿は見られませんでしたが、子メバル達はまだまだ高活性。
水温が高くなるこの時期は、フグが増えてワームは食いちぎられて釣りにならない時が多々あります。
こういったときはプラグの独壇場。
水面直下ギリギリを引っ張ってくるとメバルの反応が良かった印象。
って言っても、このサイズをイジメるのは良くないんで、この時期狙うならシーバスです。
ライトタックルで挑戦すれば、このぐらいのサイズでもドキドキ感が半端ない
チーバス向けに作ってますが、プロト1号機はテスト中に80UPに持っていかれましたし、玉島港ではこの冬70UPを連発してます。
小っちゃいルアーって侮ってはいけませんよ~
3センチ前後のアミエビにボイルしている状況なので、ファラスト・シンペンがちょうど良いサイズ感。
翌日は、玉島港へ。
現在、玉島港にはチーバスの群れが入っていて、盛んにボイルが起きてました。
足元の護岸の明暗境目がヒットゾーン。
潮上の明るい方へキャストして、ルアーを陰の方へ引いてきます。
明暗の境目でのヒットが7 : 明るい所でのヒットが3と言った感じ。
陰の中でのヒットは皆無なんで、陰に入ったらルアーを素早く回収して、魚にルアーを無駄に見せないようにするのが数釣りの秘訣。
ルアーに飽きられた感があれば、ファラスト・ミノーに変えてみましょう。
魚の数が見込めるときは、細かくルアーローテーションをして、魚に飽きられないような工夫をしましょう。
~FaLastシリーズ商品開発の小出し~
お財布にやさしいチニングアイテムを模索中。
釣果は得られてるんですが、まだ正解が見えてません。
次はマダコアイテムを紹介できるかな~
牧