軟体系を追い回す事 2週間
いまだ大きな群れの接岸を確認できず![えーん]()
釣れない釣りには慣れてはいるんですが、ここ数日の釣果はナマコとヒトデのみ。
ボトムはしっかり取れてることが確認できただけ。
日中は、ポロポロとコウイカが釣れ出しているとお客様から情報が入ってきていますので、この大潮あたりで一気に接岸するのではないかと期待してます![ウインク]()
釣れない日々で、ちょっとフラストレーションが溜まってきたんで、昨晩はシーバスに。
なんとなくの思いつきで、ほぼ1年ぶりの場所へエントリー。
数年前は、足しげく通っていた場所なんで、潮見表でドンピシャのタイミングを狙って現場へ到着。
・・・の予定が、想定より水際が3mほど遠い![汗]()
まさか地面が隆起した訳ではないんで、水の流れが変わったのか、気圧の関係で上げ潮の効きはじめが遅れている感じ。
天気・気圧によって干満の時間や潮位差に変化が出ます。
それによって釣果に大きな影響もありますので、タイドグラフと気圧のアプリをフル活用している上級者も多いですよ![合格]()
自分は、釣りたい時に釣りに行く人間なので、データより感覚重視派。
だからこそ皆さんにアドバイス。感覚より実釣データを集める方が釣果UPに繋がります![てへぺろ]()
この場所の特徴は、激浅の時に長いのが釣れる傾向が強い(大きいじゃなく、居付きの細長い個体)。
潮位が上がると、数は釣れるがサイズが下がっていく、狙いどころがハッキリした場所。
1年ぶりの場所で、地面が3m伸びている。
そのまま前に出れば良いのでは
と単純に考えてはいけません。
ここでちょこっとウェーディングの入門です。
絶対ルール
①ライフジャケットを必ず着用する。これが守れない人はウェーディングをしたらダメです。
②初めての釣りは、必ず2人以上でエントリーする事。何かあった時に、助けてもらう為。
どちらも命を危険から守るためです。釣りは遊びです、命かけてやるものではありません。
次に、移動はスリ足で行い、足裏に硬さを感じるまでは体重移動をしないこと。
海底は、潮や風の影響で一面全く同じという場所はありません。
目的地がハッキリすると、最短ルートを通りたくなりますが、一歩づつ安全な場所を確認して進みましょう。
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何も考えずに進むとこんなことになります![あせる]()
これは撮影用に軽く体重をかけてるだけですが、全体重をかけると膝ぐらいまで埋まる場所。
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このような地面になったら、そこから先に出るのは諦めましょう。
自分の経験上、クルブシぐらいまでなら脱出できますが、それ以上埋まるとかなり危険です。
アナタはそんな危険な釣りばかりしているのか
と言われそうですが、経験を積んだ上に、常に危険予測を立てて行動していればオカッパリでの釣りでは体験できない、メチャクチャ楽しい世界がそこにはあります![ウインク]()
ちなみに、この場所のエントリールートには自分の1~2世代前のシーバスマンによって造られた石を並べた道があります。
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釣り場の新規開拓にエネルギーを注いだ諸先輩方に頭が下がります。
時間をかけて、安全地帯を探して移動して何とか水際に到着。
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普段はこの橋脚の岸側で釣りをしてるんですが、今回は橋脚の海側で釣り開始。
水深MAX1m。
水面は穏やかで生命半の無。干潟の泥で水色激濁り。
釣れる気0%の中でキャスト開始(初めての場所なら、投げない状況)
水深が浅いので、根掛り防止でフローティングミノーで水面を攻めるものの無反応。
居ないのかな![はてなマーク]()
ルアーをローテーションして、少しづつレンジを下げていると、弱々しいけどハッキリしたバイト。
浅いから魚は下へ潜れないんで、横方向へ強烈に引くし、エラ洗いをバシャバシャするし![音譜]()
楽しすぎる引き味で上がってきたのは、70ぐらいの細長い居付き個体。
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いかにも居付きって魚体でしょ。
マリブをガッポシ丸呑みです。
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やっぱり居たね~
欲を言えばもう一回り長いのを期待したんじゃけどな![口笛]()
この一匹のあと、しばらく反応なし。
ウェーダーを履いてるから、水が増えてもこの場所でしばらくキャストを続けられるんですが、ここでの判断が大事になります。
普段は、橋脚の裏から釣りをしていると言う事は、魚が差してくる場所は今自分が立っている場所と言う事に。
ここへ自分がいつまでも立っていると、魚が警戒して近寄ってこない可能性あり。
逆もあります。魚は沖にしかいないので、ギリギリまでその場所で粘るという判断。
今回は釣果もありますが、初めての侵入ルートなので、地面が見えるうちに安全地帯まで戻ることを選択。
その後は、予想通りといいますか、数は出るんですがサイズがドンドン下がっていく感じ。
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ヒットルアー マリブ
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ヒットルアー ニーサン
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ヒットルアー ミニエント
チャート系ばかりですが、これが強いというより、自分のBOXの中はチャートがほとんどなもので。
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ヒットルアー エスフォー(シンキング)
今回の場所の餌は、無数のアミエビ。
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アミエビを捕食しているときは、クリアー系でズングリしたボディーのルアーが経験上おススメです。
1匹1匹のアミエビに見せるのではなく、アミエビの群れ(かたまり)としてルアーを見せていくと、シーバスが遊んでくれますよ。
~別件報告~
少し前に書いたチニングのバチパターン。
この前の大潮で釣友とその後の確認調査に行ってきました。
結果から言うと、この前の大潮はバチ抜けが見られず、チニングの釣果は3枚のみ。
バイト数=ヒット数という状況で、通常時の海に戻ってました。
つまり、前回の爆釣はバチ抜けが大きく影響していたということだと確信。
色々な魚種で、未知なる爆釣パターンが他にも沢山ありそうですね~![音譜]()
牧