~①の続き~
雨なんか気にするか~って感じで
仕事終わってそのまま出発
初めて通る道でしたが 道中スムーズで
深夜2時過ぎに現場到着
・・・・
真っ暗
瀬戸内と違って 漁港も外灯無し
4時前には明るくなるだろう予想して
初めてのエリアを1時間ほど散策
何もかもが初めての場所なんで
そんな時間も楽しくてしょうがない2人
3時半頃から薄明るくなったので
教えてもらった場所で いよいよ釣り開始
とにかく広い砂浜
釣りをする場所は教えてもらいましたが
狙う場所は自力で探すのみ
まずは エントリーポイントから東へ釣り歩くことに
何時間も妄想フィッシングを重ねていましたが
現場に立つと 分からないことがいっぱい
まず最初の壁は白波
写真では分かりづらいですが
波の高さが1m前後で数秒沖に行ったりきたり
瀬戸内の鏡のような水面でばかり釣りをしているので
手前に打ち寄せる波の中で
ルアーのスピードをどうコントロールするのが正解なのか
良くわかんないけど なんだか楽しい
サーフの釣りは他とは違うって言われる方の気持ちが理解できました
しかし 訳わかんないからと言って
いつものように絨毯爆撃でやみくもに魚を探すには
とにかくエリアが広すぎる
何か1つキッカケをみつけ 消去法で行くしかないと判断
唯一の救いは
ルアーを1種類しか持ってこなかったから そこに迷いが生じないこと
30分ほどして 最初のバイト
フッキングしなかったけど ワームに歯型がくっきりと
魚はいる 釣れる可能性はある
この場所の特徴を探す 今まで投げてきた場所と何が違う
程なく2回目のバイト 魚が小さすぎた感じでフッキングせず
同じ場所で2回バイト
そこから更に東へ移動しながら投げ続け
30分ほど何も無し
そこからUターンして 先ほどの場所を攻めたけど何も無し
難しい
そこから東へ釣り歩き 3・4回目のバイト
ワームに歯型だけが増えていきます
なぜフッキングしない
その疑問より バイトのあった場所の特徴は
良く分からないなりに2人で仮説を立てているころ
雨が降り始めました
でも サーフで釣りをする雰囲気に取り付かれた2人には
やめて帰るという選択肢はありません
しかし 9時頃まで投げ続けても そこから魚の反応は全くありません
気分転換に場所移動
どこもかしこも同じような砂浜ですが
とにかく広すぎるので
数百メートルに区切られた海水浴場風な場所へエントリー
ここで 端から端までやりきったら何かが分かるじゃないか
そういうことで 二人で必殺絨毯爆撃開始
1時間後 撃沈
何も収穫がなかったようですが
今狙った場所には無いけど
最初にバイトのあった場所にあった特徴が
何となく ぼんやりと形になり始めました
昼前 レインスーツは完全に貫通
丸坊主で帰るのはかなりキツイと判断して
箸休め感覚で 川を上ってシーバスを狙ってみることに
岡田さんセイゴゲット
ヒットルアー ガジローブレード
魚の顔が見えて一安心
30分ほどそこで休んでから
釣具屋さんを発見したので
保険のために青虫300円購入
この時点で坊主無し
最悪キス釣って帰えればOK
これで肩の荷が少し下りました
午後 最初の場所へ再エントリー
この時点で寝ずに30時間を越えていますが不思議と眠くありません
バイトのあった2ヶ所を攻めるつもりでエントリーしたものの
無性に逆方向へ呼ばれている感覚が
頭で整理しきれていないけど そこには打つべき理由があるような・・・
そして 開始から10時間後 遂に最初のヒット
~③へ続く~
牧