突如思いついた仮説、一つ前のブログチニングなんとなく?の続きです。
チニングのバチ抜け収穫祭初日。
バチが抜けて流れ出し、シーバスがボコボコ釣れる場所の2~300m下流へ、上げ潮3分頃にエントリー。
同時刻、釣友が自分の対岸へエントリー。
海底からバチが抜け始めるタイミングで、チヌがそれを食べにくると予測。
自分は、ファラストラバー7g+ファラストクローのセットでスタート。
一投目から反応が
マジで半信半疑で合わせると軽く重さが乗ってすっぽ抜け
そこから2時間ほど、アタリが永遠と続くことになるとは、この時は想像すらしていなかった
ただ、フッキングが上手く行かない。
アタリが、チニングに良くある「ゴゴっ」とか、連続的に「ガツガツ」くる感じじゃなくて、ハムハムされてる感じ。
それはチヌじゃないじゃろって思う人もいるかと思うんですが、軽く針が掛かった時に、ゴンゴンと首を振るチヌ独特の引き応え。
その瞬間にスポって抜けちゃうことが多発。
動かし方としては、ハンドル1回転させたあと少しの間ストップ。
その時、竿先がモタレるように重さが乗るけど、ひったくっていかない。
ココだっていう合わせるタイミングがつかめない。
もどかしい状態が続きます。
同時刻、釣友もアタリが続いていて、釣友は爆釣モードに突入。
電話で話をしている感じだと、アタリの出方が全く別で、止めることなくスローにルアーを動かしていると強めのアタリが出ている状況。
何かが違う・・・・
でも、二人とも共通して感じていることは、1年分のアタリの回数を2時間で体験しているという事
明らかに、今日は魚の数が多い。
その上、普段ならバラシの回数が増えると魚が散ってしまうのですが、今回の自分はバラシまくってるのにアタリが続いている。
魚が多いのか、活性が上がりまくってスイッチが入りっぱなしなのか。
過去経験したことが無い状況が続きます
この時点で、自分はバチ抜け収穫祭の可能性を「あるかも」から「ある
」へシフト。
問題は、ここからフッキング率を高める方法をみつけること。
にしても、つい数日前の釣行では普通に針掛りしてたのに、なんでここまで難しい
今回の救いは、無限とも思えるアタリの数。
早合わせ、遅合わせ、スイープに、強烈に・・・・・
その中でフッキングした、このキビレ。
もしかして、そういうことか
クロー系ワームが付いている=エビ・カニだと思ってる・・・訳じゃない
チヌ・キビレは、これをバチだと思って喰っている。
その時、広島本店の水槽で飼っていた、チヌ・キビレのエサを食べている状況を思い出す
魚が目の前のエサを食べて良いか悪いか
を判断する時、一旦口の中にエサを入れます。
その時、違和感あったらすぐに吐き出すんですが、エビ・カニの時は、潰れた状態で吐き出すのに対し、青虫はそのままの状態で吐き出すことが多かった。
ゴカイ類だと思って食べてる時は、強く噛んでないです。
理由は、噛むと千切れて逃げていくから。逆に、エビ・カニは噛んで半殺しにした方が逃げて行かない。
これは、水槽の観察から海中を妄想した自分の仮説。
でどうなんだというと、ゴカイだと思って食べてるから、ワームの手足が邪魔になってうまく口へ入ってないって結論。
人間が、焼き肉を食べるときと、素麺を食べるときに口の開け方や、噛みつくか吸い込むかの違いがあるのと同じ。
見た目が違うんだから、分かるじゃろって思うかもしれませんが、シーバスもバチパターンの時と他のタイミングの時で喰いつき方が違います。
同じルアーを使っていても、バチの時はついばむようなキスバイトになり、他の時はガツンと強烈なバイトになる。
見た目がどうこうじゃなくて、色がどうこうじゃなくて、全てを無にするほど魚のスイッチを入れてしまうのが、バチ抜けではないのか
釣友と合流し、一緒にキャストを繰り返す中、たしかに自分とバイトの出方が異なることに気づきました。
釣友は、ファラストラバー+チヌ職人の組み合わせで、キャッチ数は15匹以上
チヌ・キビレ共に全て40UP
この違いは、多分ですが、自分の釣りに反応しているのは、海底でモゾモゾしているバチを食べてる魚で、釣友の釣りに反応しているのは、抜け出して流れて・泳いでいるバチを食べてる魚ではないか
フムフム
見えてきたぞ
明日も同じように爆発すれば、キッカケは確実にバチ抜け。
チニングのバチ抜け収穫祭、きっとある
よし、明日も行くぞ
2日目釣行へ続く(期待してください)
牧