前回、ちょこっと砂浜に立ってスイッチが入っちゃったので、今週の休みは山陰で本格的にフラットフィッシュを狙ってきました。
前回釣れたマゴチが45cmぐらいだったから、今回の目標は、サイズUPで50cm以上のマゴチを釣ることと、”小さくても良い”からヒラメを1枚釣ること。
当初、涼しい時間帯に釣りをする予定が若干の寝坊。
釣りの教科書には、朝夕マズメが狙い時とありますが、自分は朝マズメにあまり良い経験してないんで、まっ良いか
現場到着11時30分。(車の温度計で33℃)
グーグルマップで目を付けた場所で釣り開始。
そこは、小規模河川(水路?)が1㎞以内に3本あって、いかにもと言った場所。
流入河川があると、プランクトンが湧きやすく、そこに小魚があつまり、それを食べる大型魚もやってくるという超ド定番なシチュエーション。
がしかし、ここで問題が・・・
明らかにここでしょって雰囲気の流れ・潮目・変化が、岸から6~70m先。
自分、いつものごとくベイトタックルなので、飛距離MAX40m。
っていうか、向かい風でこの日は30mがやっとこさ・・・・
小さなアタリはでるものの、大半がフグ。
ワームがズタボロになって帰ってきます。
自分には、この場所は無理
※フラットフィッシュは遠投の効くスピニングタックルで狙いましょう
車で数分移動。いや~広い(長い)砂浜。
どこかに魚がいると思えば、とんでもない可能性を秘めた広大なエリア。
逆を言えば、ある程度絞り込みをして攻めていかなきゃ、時間と体力を消耗し続ける無限地獄。
本気で狙うのは2年ぶりなので、過去に良い思いをした風景を探します。
写真では分かりにくいかもしれませんが、砂浜に黒い線があるところが一段高くなってます。
この段が10mほどあって、その両サイドは100m以上平らな砂浜です。
ここだけ段があるってことは、波の当たり方が違うってことで、水中も何らかの変化がある場所です。
段があるから釣れるってことでもないんですが、こういった変化を探して釣っていくことが、魚に近づきやすい感じがします。(あくまで個人的感想)
今度は波の感じから。
中央だけ白波が立ってますよね。
ここにも何んらかの要素があるから周りと違った状況になっています。
この写真をとったあと、この場所にキャストしたら、魚の反応が
さあ、どこに投げて、どこでヒットしたでしょう
正解はこちら。
白波が立っている場所から、岸までの間は波がないでしょ
これは波の部分が浅くなってて、そこから手前が深く掘れているからです。その幅5mほど。
波の頭に向けてキャストして、ルアーを波と一緒に深みに落とす。
すると、ラインから波のザワザワ感の向こうにあるコンっていうバイトが
波にラインがはらんで、合わせは効きにくいので、ドラグはフルロックで、渾身の大合わせ。
ずっしりと伝わってくる生命感。
フッキング成功。
何かな何かな~~
普段狙わない魚が上がってくるドキドキ感と、ヒラメかな~っていう期待感がなんともたまりません
手前まで寄せたら、引き波で魚の引きが強くなり、身切れで針ハズレが起こる危険があるため、ドラグを緩めていなします。
次の寄せ波で一気に浜の上に引き上げて、この日1匹目を無事ランディング
目標クリアーの50UPのマゴチをキャ~ッチ
ヒットした時間は、12時30分頃。ドピーカンの真昼間。
自分がマズメ時を大事にしない理由がここにあり
今回メインで使ったワームが、エコギア・パワーシャッド4インチ。
ヒラメと言えば、ピンクやゴールドと言うイメージが強いですが、自分はお客様から最初に教わったナチュラルカラーを愛用中。
ちなみにマゴチは一番上の黒いのにヒットしました。
気分を良くして、似たような場所を探してキャストを繰り返すと、再びバイト。
がしかし、さっきのファイトでドラグを緩めたのを忘れていて、合わせがズル~って抜けた感じ。
魚はかかっているけれど不安じゃな~って思ったら、波にもまれた瞬間にフックアウト
完全に自分のミス。
いや~あれは、でっかいヒラメに違いない。
逃げた魚は言ったもん勝ち
気を取り直して釣り再開。
って自分に言い聞かせるけど、めったにやらない釣りだから、バラシは結構凹むんですよね~
いつまでも落ち込んでいても仕方ないし、キャストをしない事には次の魚には出会えない。
ドラグを締め直し、キープキャストです
諦めない釣り人を、釣りの神様は見放しません。
再び50UPのマゴチがヒット
魚が太くて、コンディションが良いからめ~っちゃ引いて超~楽しい
太い理由は産卵期だから。
産卵期だから高活性で良く釣れる。
針に掛けておいて、勝手な言い分ですが、産卵間近な個体は大切にしましょう。
このサイズは1匹持って帰れば食べるには十分なので、2匹目はリリースです。
沢山産んで、また楽しませてね~
これが釣れたのが13時30分頃。
う~ん、自分にマヅメの時合なんてないのかも
そこからは、超集中の本気モードでヒラメ狙い。
小さなバイトで歯型だけが増えいく状況が続きます。
明らかに、さっきまでのマゴチとは違う反応。
集中~集中~
で、釣ったりました歯形の正体
2つ目の目標”小さくても良い”からヒラメキャッチをクリアー
小さすぎる これはヒラメじゃなくソゲだって
30度超えの炎天下で頑張ったんで、今回はこれでご勘弁
高級魚が浜から狙えて、釣り方も投げて沈めて巻いてくるだけと簡単です。
熱中症対策を万全にして、フラットフィッシュ始めてみませんか
牧