ペットから学ぶスキルアップ2日目
昨日紹介した自分の飼っているオイカワとフナ
今年の春に近くの川で捕まえてきたんですが
野生種だけに釣りに役立ついろんなことを教えてくれます
今回のテーマは”偏食”
釣り用語では○○パターンって呼ばれます
なんとなくルアーだけの話のようですが
実際は全ての釣りで起こる現象です
例えば
船メバルでサビキが良い時期と白魚が良い時期があります
波止釣りでも、青虫が良い時とエビが良い時があります
こういった この餌やこの仕掛けが良く釣れるぞ~って時がパターンです
その原因の多くが”偏食”です
偏食っていうのは 同じ物ば~っかり食べる現象
1週間ず~と3食カレーライスって感じです
健康のために食事はバランス良くなんて言うのは人間だけで
パンダは笹だし コアラはユーカリ
野生種は偏食こそが生きる秘訣なんでしょうね
そこで本題 我が家のオイカワとフナ
浮く餌を1ヶ月間
沈む餌を1ヶ月間
浮く餌を1ヶ月間
って感じで与えていくと
餌の変わった3日間は食べるまでに時間がかかります
沈まない餌なのに落ちてくるのをじ~っと待ってたり
沈んでしまったのに 水面をパクパクしたり
捕食スタイルが完全に切り替わるまでに一週間ほどかかります
これが偏食=パターンだと思います
その時期その場所で最も効率良く食べれる餌を狙ってる状態
餌は待ってりゃ沈んでくるはずだから・・・・
水面へ早く行かなきゃ全部食べられちゃう・・・
魚がそう思ってるからこそ 餌の変わった初期は状況の変化に対応しきれない
イワシが居るのに太刀魚が釣れない時って
イカを偏食しててイワシに興味が無かったり
夏場のブラックバスが野池でトンボを食べてるときに
ミミズを沈めても興味を示さなかったり
その時意識していなければ餌=食べ物にはならないらしい
逆に考えれば
その餌がその場所から居なくなった直後こそ爆釣の可能性が
なぜなら偏食していたその餌は 針に付いたものしかいないから
この偏食を上手く利用して釣果に繋げる方法は
とにかく1週間以内の釣果情報を集めること
餌の切り替わる時期では 2週間前の情報は役に立たない可能性大です
ここでもう一つ 偏食=爆釣にならない釣りもあります
海上釣堀に、チヌの筏やカセ釣り
この釣りは、もともと色んな餌で釣りをするため
魚が色んな餌を求める方へ偏食しているといえます
なんとなくでも伝わりました
釣りにいけないからこんな事ば~っかり考えてます
牧